1. 没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家
    画像提供:渋谷区立松濤美術館エミール・ガレ 《花器「地質学」》 1889年 個人蔵
  2. 没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家
    画像提供:渋谷区立松濤美術館エミール・ガレ 《花器(プリムラ)》 1900年頃 個人蔵

没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家

  • アート
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タイムアウトレビュー

美しい曲線と鮮やかな色彩に、草花や昆虫などのデザインで、ガラス工芸をアートへと高めたフランスのガラス作家、エミール・ガレ(Emile Galle)。渋谷区立松濤美術館で開催される本展は、これまで紹介される機会の少なかった国内の個人コレクターが所蔵する貴重な作品を中心に、ガレの創作の足跡をたどる企画展だ。

中世やルネサンス、ロココの美術様式から着想を得た初期作や、日本や中国といった東洋の文化から影響を受けた作品、晩年に病と戦いながら数多く制作したランプなど、アールヌーボーの華やかな作品が楽しめる。

幼少期から、歴史や語学、文学、哲学、そして植物学と、非常に幅広く深い教養を持ち合わせていただけでなく、家業だったガラス・陶器製造販売の経営を引き継いだガレ。さらには、植物学者としても精力的に活動している。マルチクリエーターであり、敏腕経営者でもあったガレの人生を知る機会となりそうだ。

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イベントのウェブサイト
shoto-museum.jp/exhibitions/203galle/
住所
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