13人のクリエーターたちとともに探し出した、日本各地の生活文化に根付くデザインを紹介する展覧会が「国立新美術館」で開催。2020年に放映されたEテレの番組内で生まれた、「まだ存在しない日本のデザインミュージアムを作るには?」という観点からのアイデアが原点となっている。
今回の展覧会では佐渡、姫路、一戸、金沢など日本各地に点在する13の地域にフォーカスした。デザイナーの皆川明は、「山形緞通(だんつう)」(山形県)の試作品を作成。プロダクトデザイナーの柴田文江は、江戸から明治にかけて作られていた「甲斐絹(かいき)」(山梨県)と出合い、そのクオリティーの高さと時代背景について紹介する。
まだ知らぬ日本の「ものづくり」について、見聞を深めに訪れてみよう。