衣服標本家の長谷川彰良が、渋谷区文化総合センターの「大和田ギャラリー」で個展を開催する。長谷川は2016年からフリーのモデリストとして、数百年前に廃れてしまった衣服を分解し、構造美や着心地を研究。個展だけでなく、講演や型紙の制作販売なども行っている。
今回のテーマは「ドレスの解剖学」。18世紀のドレス「ローブ・ヴォラント」をはじめ、1720〜1910年までの衣類70点以上を展示する。また、全て新たに製作されたという衣服標本が7点のほか、試着できる「半・分解展」オリジナルサンプルも多数並び、当時の衣類デザインを体感できる。一点もののサンプルは購入も可能だ。
すでにイベント参加チケットは完売したが、展覧会のみのチケットは購入可能だ。早々に売り切れてしまうことが予想されるため、気になる人は急いでほしい。