フランスを代表するハイジュエリー&ウオッチメゾン「カルティエ(Cartier)」が、上野の「東京国立博物館 表慶館」で、「メゾン」と日本を結ぶさまざまなストーリーを紹介する展覧会を開催する。
20世紀初頭に美術愛好家であったルイ・カルティエの時代から現代まで、「メゾン カルティエ」の作品がいかに日本からの影響を受けているか、また、1988年以降、日本で開催されてきたカルティエの展覧会を振り返りながら、その歴史を貴重なアーカイブピースとともに紹介する。
加えて、多くの日本人アーティストをヨーロッパに紹介してきた「カルティエ現代美術財団」の活動も紹介。澁谷翔が描いた絵画50点の連作をはじめ、村上隆や横尾忠則、荒木経惟、川内倫子、森山大道、束芋、宮島達男、杉本博司、三宅一生らの作品も展示予定だ。
カルティエが日本で最初のブティックをオープンしたのは1974年。カルティエジャパン50周年にふさわしい、貴重で豪華な展覧会となるだろう。
※9時30分~17時(金・土曜は19時まで)/入場は閉場の30分前まで/定休日は月曜(7月15日は開館)、7月6日/料金は前売り1,400円、大学生1,100円、当日1,500円、大学生1,200円/高校生以下無料