1. 古染付と中国工芸
    画像提供:日本民藝館
  2. 古染付と中国工芸
    画像提供:日本民藝館

古染付と中国工芸

  • アート
広告

タイムアウトレビュー

駒場の「日本民藝館」で、明時代末期の中国・景徳鎮民窯(けいとくちんみんよう)において日本への輸出品として作られた古染付(こそめつけ)約50点をまとめて展示・公開する。

同館は、思想家の柳宗悦(やなぎ・むねよし)が明治から昭和にかけて収集した陶磁器や染織、漆芸、絵画などのコレクションを展示し、国内外から人気を集める美術館だ。多くの茶人たちにも愛された古染付を、柳は「真に染付としての生命がよみがえっている」と、賛美している。

古染付の魅力は、多様な形と、のびのびと描かれたユーモラスな絵付けだろう。草木や動物、人物などの表情は、現代の私たちも思わず笑ってしまう素朴な味わいがある。今でも骨董(こっとう)店などで売買されている中国の古染付。まずはどんな形や図柄があるのかを楽しみに、足を運んでみてほしい。

※10~17時(入場は閉場の30分前まで)/定休日は月曜/料金は1,200円、学生700円、小・中学生200円

詳細

イベントのウェブサイト
mingeikan.or.jp/special/ex202403/?lang=ja
住所
広告
関連情報
関連情報