1. 石田尚志 絵と窓の間
    石田尚志《絵と窓の間》2018年 ©Ishida Takashi
  2. 石田尚志 絵と窓の間
    石田尚志《渦巻く光》2015年 神奈川県立近代美術館 鎌倉での上演風景 撮影:山本渉
  3. 石田尚志 絵と窓の間
    石田尚志《燃える椅子》2013年 ©Ishida Takashi

石田尚志 絵と窓の間

  • アート
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タイムアウトレビュー

独学で油彩画を始めた石田尚志は、自身が描く絵画を撮影し続けて制作する映像作品で国内外で知られている。最近の主な展覧会として「シャルジャ・ビエンナーレ13」の「Tamawuj」(2017年)や「あいちトリエンナーレ」(2016年)などあり、「イメージフォーラム・フェスティバル1999」での特選や2007年「五島記念文化賞」の美術新人賞などの受賞歴を持つ。近年は映像制作や空間インスタレーションの作品を経て、改めてキャンバスに向かい絵画を制作している。

本展は近年の作品を中心に、10代前半の油彩画から最新作を通して、「画家」としての石田を俯瞰(ふかん)するもの。貴重な大規模個展で、40メートルのロール紙に描かれた初期作『絵馬』(1990年)は、今回初公開される。これは石田が1995年から手がけている『絵巻』シリーズの原点となるもので、石田作品の特徴の一つを表している。

また、サイトスペシフィックな新作が公開制作されるのも注目だ。葉山の一色海岸に面する展示室で不定期に行われるので、ぜひ訪れてほしい。

※9時30分~17時(入館は16時30分まで)/休館日は月曜(8月12日、9月16・23日は開館)/料金は1,200円、20歳未満・学生1,050円、65歳以上600円、高校生100円、中学生以下無料

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