「ギンザ グラフィック ギャラリー」で、アートディレクターであり、グラフィックデザイナーの菊地敦己の展示が開催。空間の中のグラフィックをテーマに、「平面上の空間」と「空間上の平面」との関係性を探る3つのインスタレーションを展開する。
菊地は、武蔵野美術大学彫刻学科在籍中にデザインの仕事を開始して以来、独自の方法論を築きながら30年にわたって精力的に活動を続けている。美術館のビジュアル・アイデンティティーやサイン計画、ファッションブランドのためのアートディレクションをはじめ、エディトリアルブックデザインの分野でも秀逸な仕事を数多く残す。
それと並行し、批評性をもった実験的な作品を発表する展覧会を頻繁に開催し、多面的な表現活動を行っている。見るという感覚を揺さぶる、菊地のグラフィックデザインを体感してほしい。
※11〜19時/休館日は日曜・祝日/入場は無料