「京都国立博物館」をメイン会場に、アーティスト主導のアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO」が開催。トップアーティストと若手アーティストの才能が早春の京都に集結する。
次世代のアーティストが世に羽ばたくためのきっかけづくりとして、また鑑賞者とアーティストとのダイレクトなコミュニケーションを生み出す新しいスタイルの本フェア。「Singularity of Art」をテーマに、ディレクター・椿昇の下、新たなアートシステムの創造を促進させる。
若手アーティストを推薦するアーティスト「アドバイザリーボード」には、アメリカを拠点にグローバルに活躍するオサム・ジェームス・中川や、国際的芸術祭での経験を重ねる津田道子、大巻伸嗣が初参加。加えて、加藤泉、名和晃平、ヤノベケンジら国際的な視座を持つアーティスト16組が名を連ねる。
各会場では、アドバイザリーボードと公募により選出された若手アーティスト40組による、多種多様な表現手法の作品を展示・販売する。また、京都の街中に展開するサテライト会場や若手批評家育成プロジェクトなども開かれる。
作家と観客のダイレクトなコミュニケーションによって完成する、オルタナティブなアートフェアを楽しんでほしい。
※京都国立博物館 9時30分~17時、京都新聞ビル 10~17時、東福寺 9~16時/入館は閉館の30分前まで/料金は京都国立博物館 2,000円、学生1,000円、高校生以下無料/京都新聞ビル 無料/東福寺 500円、中・小学生300円、未就学児無料