2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一が40年にわたり交流を続けた「ワタリウム美術館」が、追悼イベントを企画。トークセッションと記録映像の配信を行う。
7月7日(金)に開催する「追悼トークセッション」(会場参加チケットは完売)では、ソロアルバム「async」(2017年)発売時に開催したインスタレーションについて、坂本自身も設営に関わった当時の様子を振り返る。ゲストに批評家の浅田彰、詩人の松井茂が登壇し、同館の館長・和多利浩一が進行を務める。
記録映像の配信では、「追悼トークセッション」の収録映像に加え、1984年に現代美術家のナム・ジュン・パイク(Nam June Paik)と開催したライブパフォーマンス、2006年のナム・ジュン・パイク追悼ライブ「farewell,njp」、そして2020年11月に建築家の隈研吾と行った対談 「変われ! 東京」の4作品が、期間中何度でもオンラインで視聴できる。
教授とアートの関係を知る貴重な機会を見逃さないように。