1. ART IS LIVE―ひとり民主主義へようこそ
    画像提供:東京都現代美術館《ART IS LIVE》2024年 撮影:谷岡康則
  2. ART IS LIVE ―ひとり民主主義へようこそ
    画像提供:東京都現代美術館《政治家の家》福島県南相馬市 2012年
  3. ART IS LIVE―ひとり民主主義へようこそ
    画像提供:東京都現代美術館《未来郵便局》「ヨコハマトリエンナーレ2011」特別連携プログラム「新・港村〜小さな未来都市」(BankART Life III)での展示風景 2011年
  4. ART IS LIVE―ひとり民主主義へようこそ
    画像提供:東京都現代美術館作家ポートレート

開発好明 ART IS LIVE―ひとり民主主義へようこそ

  • アート
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タイムアウトレビュー

開発好明(かいはつ・よしあき)は、日常生活や社会現象など身の回りの出来事への関心を起点に、コミュニケーション、記憶や時間などをモチーフに、パフォーマンスやインスタレーションなども含む多彩な作品を発表してきた作家である。そんな彼が、都内の美術館では初めての大規模な個展を、清澄白河の「東京都現代美術館」で開催する。

キャリアの最初期となる「ドクメンタ9」でのゲリラパフォーマンスや、1995・1996年に日本を巡った展覧会「365大作戦」など、初公開を含む意欲的な初期活動の写真、映像、実物資料の数々など、約50点の作品やプロジェクトを通して、30年以上におよぶ「ひとり民主主義」の活動を体感できる機会だ。

会期中は、ほぼ毎日、開発本人が展示室で過ごし、トークイベントやライブパフォーマンス、ワークショップなどを多数開催するという。100人の講師陣によるユニークな授業を100回行う「100人先生」など、日々動きと変化、出合いと対話が起こる場を創出する。また、8月の毎週金曜日は21時まで開館、17時以降は学生無料、一般・65歳以上は2割引(要証明)になる「サマーナイトミュージアム2024」が実施される。

その日限りの出来事を目撃しに、何度でも足を運びたくなる展覧会となるだろう。

※10~18時(入場は閉館の30分前まで)/定休日は月曜(8月12日、9月16日・23日、10月14日、11月4日は開館)、8月13日、9月17・24日、10月15日、11月5日/料金は1,500円、65歳以上・学生1,100円、中学・高校生600円、小学生以下無料

詳細

イベントのウェブサイト
www.mot-art-museum.jp/exhibitions/art-is-live/
住所
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