永遠なんてあるのでしょうか
《2018年 東京の夕暮れ》2024 ポリエステルに刺繍(ポリエステル糸)©AOYAMA Satoru, Courtesy of Mizuma Art Gallery

永遠なんてあるのでしょうか

  • アート
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タイムアウトレビュー

「ミヅマアートギャラリー」で、青山悟の個展「永遠なんてあるのでしょうか」を開催。急速にグローバル化する社会の中で埋もれていく「見えざるもの、消えゆくもの」をテーマとした新作を展示する。

青山は、古い工業用ミシンを用いながら、現代社会における労働や資本主義の問題を示唆する作品を制作。ここ数年は、新型コロナウイルスのパンデミックや世界各地で起こる戦争や紛争、またそれらが引き起こす分断などの社会問題に対し、批評性とユーモアを交えながら刺しゅうで常に表現し続けている。

新作『2018年 東京の夕暮れ』では、パンデミック前に撮った写真をもとに、変わらないようで今はもうない日常の風景を全面刺しゅうで描く。

青山が「消えゆくものたちの小さなモニュメント」と呼ぶ、雑誌や紙幣、チラシを刺しゅうで再現した作品をじっくりと味わってほしい。

※12〜19時(10月9日は18〜20時、11月7〜10日は10〜19時)/休館日は日・月曜・祝日(11月10日は開館)入場は無料

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イベントのウェブサイト
mizuma-art.co.jp/exhibitions/2410_aoyama_satoru/
住所
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