著名なミュージシャンであり写真家としても活躍するアンディ・サマーズ(Andy Summers)の写真展が「ライカギャラリー東京」で開催。ペルーの街角から東京まで、アンディが訪れたさまざまな場所で撮影した作品を展示する。
アンディは1942年にイギリスのブラックプールで生まれ、多彩な才能を生かして音楽のみならず、写真の分野でも40年以上にわたり活躍を続けている。10代でビーチフォトグラファーとして写真に携わったのち、1979年にロックバンド「ポリス」の一員として世界ツアーに出た時に、再びカメラを手に取った。
熱狂的な観客たちのエネルギーや、ツアーで巡る街歩きで出合う風景を撮影していくうちに「音楽に勝るとも劣らない優れたビジュアル表現作品」として認知された。希少な撮影状況もさることながら、独自の鋭い視点とミニマルな構図で描き出されたモノクロームの世界は一見の価値がある。