日本のタイル100年—美と用のあゆみ
Photo: 前坂晴天堂柿右衛門色絵応龍文陶板 17世紀

日本のタイル100年 — 美と用のあゆみ

  • アート
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タイムアウトレビュー

古代エジプトが起源とされるタイルは、その耐久性と汚れを落としやすい特性から、世界各地に広まった。日本では1922(大正11)年に「タイル」と名称が統一され、現在も建物の外壁や内装、床や壁、洗面台など、私たちの居住空間に欠かせない存在だ。

小金井市の都立小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」と、愛知県常滑市の「INAXライブミュージアム」、岐阜県多治見市の「多治見市モザイクタイルミュージアム」の3館が共同で企画した本展は、約4,000点にもおよぶタイルの展示や歴史の紹介、美術や建築に与えた影響、タイルの製造設備やその過程、広告などが展示されている。

作られた各時代の美意識や技術の進歩が反映され、建築や美術史の観点からも注目されるタイル。小さい陶片の一つ一つから、さまざまな物語が見えてきそうだ。

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イベントのウェブサイト
www.tatemonoen.jp/special/2023/20230311.php
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