「祇園甲部歌舞練場」内に2024年にオープンした資料館。芸妓や舞妓が使用した着物や帯、かんざしに化粧道具、「おこぼ」といわれる履き物などを展示する。知っているようで知らない彼女たちについて、資料の数々とパネル解説を通して学ぶことができ、職人の手仕事をじっくり鑑賞できる。
敷居が高く、ちょっと秘密めいた花街の世界に気軽に触れられるのが魅力だ。
芸妓や舞妓を目にするチャンスもある。1日に5回、各回60人を定員に京舞(1,600円、以下全て税込み)が間近で披露され、茶屋の座敷気分を味わえる。また1日に2回、各回20組まで(1グループ5人まで)、有料で記念撮影(2,000円)もできる。インスタントフィルムで撮影した写真と共に、芸妓・舞妓の名入りの千社札をプレゼントしてくれるので、絶好の京都の思い出にもなる。