27〜29万年前の巨大噴火でできたカルデラの中という、世界でも希少な環境にある「阿蘇火山博物館」。現役の火山である中岳の火口をのぞき込めるフィールドワークといった、雄大な自然とレトロでディープな魅力が共存した博物館である。
周辺観光スポットを巡り、ミッション型ゲームをクリアすれば、すてきな景品がゲットできるイベントも展開予定だ。
ポスターやチラシに使用するキービジュアルやLINEのリッチメニューも一新。同館のレトロな外観から着想を得て、ピクセルアートを大胆に用いたビジュアルになっている。
阿蘇火山博物館には、1984年公開の「ゴジラ」をはじめとした数々の作品で、特撮美術監督・デザイナーとして活躍した井上泰幸が手がけた日本唯一のジオラマがある。現在、この規模感で井上の作品が楽しめるのは日本でここだけなのだそうだ。
この土地ならではの移動を楽しむならば、南阿蘇鉄道が運行するトロッコ列車「ゆうすげ号」に乗ってみるのもいい。2023年7月に熊本地震から約7年ぶりに復活し、現在は週末を中心に運行(12〜2月は運休)。キャンセル待ちをする人も多数いるほどの人気ぶりだ。
ちょっと疲れたら、一の宮町にあるカフェ「ティアン ティアン」がおすすめ。1937年に開設された洋裁女学校の跡地にあり、アンティーク家具や雑貨が置かれた、どこかほっと落ち着く空間でのんびりと過ごすことができる。
このほか、LINE公式アカウントでは、火山クイズや期間限定イベント情報なども展開。博物館のみならず阿蘇を遊ぶために欠かせない情報が盛りだくさんだ。今すぐ阿蘇火山博物館の「友だち追加」をしてみよう。
なおタイムアウト東京でも、阿蘇火山博物館の魅力を大解剖した特集記事や、阿蘇神社ガイドや南阿蘇エリアのおすすめ絶景旅なども公開中だ。ぜひ一読して、阿蘇旅行のプランに加えてみてほしい。