敷地の約半分を占める大きなひょうたん型の池がある練馬区の区立公園。かつては、「関の溜め井」と呼ばれた池があった場所に、大正時代に地元住民が中心となって遊具、ボート場などを整備してできた公園が、ここ武蔵関公園だ。池の中には、「葦(あし)の島と松の島」という二つの島があり、景観に趣を添えている。
冬季を除く9時30分〜16時30分は、併設されているボート場でローボートが楽しめる。大人は1隻当たり、30分200円という気軽に払える料金もうれしい。春なら、水辺にしな垂れる満開の桜が満喫できる。
線路沿いにあるので電車がよく見えるのも特徴の一つ。ボートに乗りながら行き交う電車を眺めるなんて楽しみ方もいいだろう。