2014年に横浜市で始まった国際芸術祭『ヨコハマ・パラトリエンナーレ』が開催。「sence of oneness とけあうところ」をテーマに、障害の有無、性別、人種、年齢など、社会に溢れる「壁」や「境界線」をなくすことを目指す。前回に引き続き、象の鼻テラスをメイン会場に、市内各地で障害者と市民が一緒に制作した作品やパフォーマンスを展示、発表する。今回は、2016年のリオデジャネイロパラリンピックの閉会式に参加した金井ケイスケや、数々の芸術祭に出展し注目を集める現代芸術活動チーム「目」、象の鼻テラス内の天井を覆う白い網『whitescaper』を手がけた井上唯らの参加が発表されている。前回と大きく異なるのは、期間が創作、発表、展示の3部構成となっている点だ。公開制作やオーディションを創作期間に、コア期間にあたる2017年10月7日(土)〜10月9日(月)にパフォーマンスや展示を行う。展示期間については続報を待ちたい。2014年に引き続き、総合ディレクターはNPO法人SLOW LABEL代表の栗栖良依が務める。
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