ギルガメシュと古代オリエントの英雄たち

「人類最古の文学」と称される、古代メソポタミアの英雄を扱った『ギルガメシュ叙事詩』に焦点を当てた展覧会が、池袋にある古代オリエント博物館で開催。本展では、英雄ギルガメシュが王として君臨したとされる、世界最古の都市ウルク遺跡（イラク）での5000年前当時の生活の様子や、古代オリエントの英雄と神々の世界、そしてこの英雄叙事詩の後世への影響などについて、実際の考古資料や古代美術品、再現模型を展示して解説する。さらに「メソポタミアの洪水伝説とその系譜」や「最古の都市ウルクの現状」と題した専門家によるナイト講座も行われる予定で、夜の博物館と神秘的な古代の世界を楽しめるだろう。