アーツカウンシル東京が主催し、国際都市としての芸術文化施策の在り方をめぐる『オープンフォーラム』。今回は「芸術文化による都市の空間と時間の拡張」をテーマとして開催する。
世界的な芸術文化都市として、空間や時間をあらゆる発想で活用し、新たな魅力の発信に取り組んでいる東京都。近年では、夜間の楽しみ方を拡充し、夜ならではの消費活動や魅力創出によって経済効果を高める、ナイトタイムエコノミーも話題になっている。
本フォーラムは、各登壇者によるプレゼンテーションとディスカッションの2部に分かれ、最新でクリエーティブな空間・時間の活用動向、公民連携プロジェクトなどの事例を踏まえ、芸術文化をいかにして都市のブランド価値にできるのか考察する。
登壇者は、今年『東京 オリンピック・パラリンピック』が開催される東京
東京からは、『さいたまトリエンナーレ2016』でディレクターを務めたP3 art and environment 統括ディレクターの芹沢高志が参加。パリからは、『パリ2024 オリンピック・パラリンピック』競技大会組織委員会 文化担当ディレクターのステファン・フィエベ、ロサンゼルスからは、ロサンゼルス チーフデザインオフィサーとして建築、景観設計、都市計画などに従事するクリストファー・ハウソーンが参加する。モデレーターは、東京芸術文化評議会文化プログラム推進部会専門委員を務めるタイムアウト東京代表でORIGINAL Inc. 代表取締役の伏谷博之が務める。
芸術文化が都市に与える魅力には、計り知れないものがあるが、それを存分に発揮するためにどのようなことができるのか、ぜひ一緒に考えてみてほしい。参加には申し込みが必要で、応募者多数の場合は抽選となる。応募締め切りは、2020年2月3日(月)。