「行方不明」をテーマにした体験型の展覧会が「三越前福島ビル」で開催。考察型展覧会「その怪文書を読みましたか」を手がけた若手ホラー作家の梨、ホラー専門の制作会社・株式会社闇、テレビ東京のプロデューサーで演出家の大森時生が制作を担当する。
薄暗い会場は音響や照明、空間演出にもこだわった不穏な雰囲気。展示は「ひと」「場所」「もの」「記憶」の4つのルートに分かれている。張り紙、遺留品、物品、都市伝説といった不気味な情報の展示を見ながら考察し、「行方不明」の痕跡を追っていく、という内容だ。
観覧の所要時間は約90分。展示内容は全てフィクションだが、会場を巡っていくうちに突然消息を絶った人や、予兆なく消えてしまったものたちの不気味なストーリーに引き込まれていく。
ホラーや怪談のエッセンスも同時に感じられる、新感覚の恐怖を体験してみては。
※11〜20時(入場は閉館の30分前まで)/料金は2,200円