空港用の車いすへの乗り換え
チケット購入について取り上げた前回に続いて、今回は、搭乗から機内での着席やトイレの利用、そして降機までの行程について、気をつけたいポイントを伝えたいと思う。
チェックインカウンターで一通りの手続きを終えたら、保安検査場に進むのだが、一般的な車いすのままだと金属部分が検査機に反応して、ボディーチェックを受けることになる。
こうした手間を省くために、金属を使わない樹脂製または木製などの車いすを航空会社が独自に開発している。チェックインカウンターで空港用の車いすに乗り換えを希望すれば、検査機に反応しないタイプの車いすを用意してくれる。
しかし、僕の場合は約10年前の手術で、金属プレートやネジが体内に残っており、こうした車いすに乗り換えたとしても検査機に反応してしまうので、乗り換えることはせずにボディーチェックを受けている。体内に入っている金属の量によって反応するかしないか分かれるので、まずは実際にこの車いすに乗り換えて確かめてみてもよいだろう。