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東京、天然温泉に入れる銭湯11選

蒲田や学芸大学、戸越銀座などで本格的な温泉を気軽に体験する

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タイムアウト東京 > Things To Do > 東京、天然温泉に入れる銭湯9選

東京には「550円」(税込み)で、本格的な天然温泉を堪能できる銭湯があることを知っているだろうか。地元の人々に長く愛されてきた下町情緒あふれる場所や、最新のサウナも併せて楽しめる銭湯など、遠くに行かなくても気軽に楽しめる天然温泉で身も心もリラックスしよう。

ここでは、東京名物である真っ黒な「黒湯」が楽しめる風呂を中心に9軒紹介する。

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  • 蒲田

蒲田にある赤い看板が目印の天然温泉銭湯。ここでは「美人の湯」と呼ばれる真っ黒な黒湯の風呂を堪能できる。

施設には、高温と低音の温泉、真湯の気泡風呂と電気風呂、サウナがあり、2階には食事、飲食、カラオケが楽しめる大広間も設置。黒湯はアルカリ性のために、同じアルカリである石けんを多用すると皮膚の角質が臆弱化することもある。肌がすべすべになるからといって擦り過ぎないように注意しよう。 

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  • 両国

2015年に改装した、下町の老舗銭湯「御谷湯」。徹底的なバリアフリー対応や檜造りへのこだわり、半露天風呂の増設など、利用者にとってより快適で満足感のある場所へと変貌した。

介護が必要な人とその家族が、広い浴室を貸し切りで入浴を楽しめる「福祉型家族風呂」を設置。 そのほか、一般用の浴場も段差が排除され、湯船の高さも低くなっているなど、障害者年配の方のために細やかな配慮が施されている。

天然の黒湯温泉は低温から高温まで選べ、さらに心臓に負担をかけずに入浴できる「不感温温泉」などもある。

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  • 練馬

銭湯で富士山を眺めて湯に浸かることはあるだろう。この銭湯では、プロジェクションマッピングを眺めながら天然温泉を楽しめる。浴室には露天風呂や炭酸泉、「入れ替え季節風呂」にジェットバスなどを設置。アロマボディやタイ古式などのリラクゼーションサロンも併設している。洗練された銭湯で癒しの時間を過ごそう。

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  • 大田区

天然温泉が豊富に湧き出る大田区で、70年以上にわたって銭湯を営んできた「久が原湯」。2009年に大規模な改修を行い、現在の形になった。浴室には「黒湯天然温泉」や「高濃度人工炭酸泉」、ジェットバスがあり、大画面のテレビも設置されている

久が原湯の最大の見どころは、創業時に作られた巨大なタイル絵の富士山。改装の際にもタイル絵の壁だけは唯一、昔の姿のままで残された。ペンキ絵とは異なるダイナミックさは、「銭湯富士ファン」にはぜひ体験してもらいたい。

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  • 学芸大学

鷹番にある銭湯。タイル張りの外壁に取り付けられた青とピンクのレトロなネオンが目印。造りの異なる浴室が1階と2階に設けられ、偶数日は1階が女湯、2階が男湯になる。奇数日はその逆だ。

全ての湯に、肌の新陳代謝を促進する成分「メタケイ酸」が入った冷泉を使用。ともに内湯と露天風呂、サウナ(600円)から成る。超強力ジェットの「エステバス」や、肌に塗った塩で毛穴の汚れを洗い流せる「ソルティサウナ」も人気なので、おすすめ。

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  • 三ノ輪

スーパー銭湯顔負けの設備で知られる、三ノ輪の「天然温泉 湯どんぶり栄湯」。店名、は湯船をどんぶりに見立てて付けられた。

真っ白に見える湯の正体は、「ナノファインバブル」という粒子レベルの泡。毛穴の中に入り込み、汚れを取り除いてくれるという。湯船の中に設置された2つのつぼは、注ぎ口かと思いきや、つぼ型の湯船。豪快に湯をあふれさせながら肩まで浸かりたい。

サウナルームには、本場フィンランドで100年以上の歴史を持つブランドのサウナストーブを設置しており、サウナ好きは入らないという選択肢はないだろう。2024年には「薪(まき)サウナ」が楽しめるトレーラーサウナも設置されたので、ぜひ体験してみてほしい。

浴室には「薬湯」「超高濃度炭酸泉」「でんき風呂」など、さまざまな風呂がある。ランナー用のロッカーや駐車場、駐輪場も完備されているので、いろいろな使い方ができそうだ。

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  • 池上

閑静な住宅街にある老舗銭湯。創業は1959年で、建て替えと改修工事を経て、現在の形になった。春になると建物脇に植えられたソメイヨシノを眺めながら、湯に浸かることができる「花見温泉」として知られている。

使用する湯は、大昔の樹木が腐食して溶け込んだ「黒湯」で、美肌効果が期待できる。2階には飲食スペースやカラオケ設備などがあり、一人でも家族連れでも楽しめるのがうれしい。

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大黒湯
大黒湯

墨田区本所に位置する、下町の銭湯。2012年に天然温泉と認められた。銭湯の醍醐味であるレトロな雰囲気と行き届いたサービスに加え、立派な露天風呂もあり、湯船からスカイツリーが臨める。浴場正面に広がる見事な赤富士も必見だ。

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  • 戸越銀座

50年以上にわたって戸越で親しまれてきた銭湯「中の湯」を前身に、2007年にリニューアルした「戸越銀座温泉」。「美人の湯」として知られる黒湯をはじめ、露天風呂やスーパージェットバス、サウナ(入浴料込み800円)などを完備している。世代を超えた人々が集まり、懐かしくも新しい銭湯の楽しさを提供する。

日替わりで男湯と女湯が入れ替わる同銭湯には、雰囲気のまったく異なる2種類の富士山が描かれている。「月の湯」は、絵師の中島盛夫によるスタンダードな富士のペンキ絵。対して「陽の湯」は、若手グラフィティーアートユニットによる富士と七福神だ。伝統的な銭湯富士とは趣を異にする、斬新な光景に思わず見入ってしまう。

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  • 世田谷区

下高井戸駅から徒歩6分ほどの場所にある、地元民から愛される銭湯。富士のタイル絵や柱時計といった、昔ながらの銭湯の趣きを感じるだろう。

風呂の湯は全て天然温泉で、電気風呂やハイパージェット、サウナ、天然温泉掛け流しの水風呂などがある。男湯にはテラスも付いており、サウナ上がりに外気浴を楽しめるのもポイントが高い。

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  • 江戸川区

船堀駅から徒歩5分の「鶴の湯」。外観は外観はレトロな雰囲気が漂うが、内観はきれいにリニューアルされている。

内湯には褐色の湯が張られた温泉浴槽、真湯の浴槽、水風呂がある。おすすめは水風呂で、非加熱、18度程度の源泉がそのまま湯船に張られている。また、露天風呂からは空が見え、石で造られた浴槽は風情がある。

東京で温まるなら……

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極道者の象徴という古いイメージがいまだ残るためか、タトゥーや刺青(いれずみ)は、日本の温浴施設では風紀を理由に排斥されがちだ。観光庁は公式サイト上で2016年から「外国人旅行者が急増する中、入れ墨がある外国人旅行者と入浴施設の相互の摩擦を避けられるよう促していく必要がある」と呼びかけている。

温泉施設やスーパー銭湯などの大きな店では壁はまだまだ厚いものの、銭湯では比較的寛容な店が多い。普段から肩身の狭い思いをしてる人々のために、タトゥーや刺青がOKな都内の銭湯を紹介する。なお、公式にOKとしている店でも、大勢での来店は断っているところは多いので、配慮が必要だ。

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温浴施設があまたある東京。昔ながらの銭湯も風情があっていいが、ジェットバスや電気風呂、さらには岩盤浴やマッサージ施設を併設したスーパー銭湯も、レジャー感覚で利用できて楽しい。

サウナブームの影響からこだわりのサウナを備える施設も増加した。ここでは、健康ランドのように1日中滞在できる大型施設から、風呂好きが気軽に立ち寄れる、入場料1,000円台のリーズナブルな温浴施設まで紹介する。

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