「東京ミッドタウン」で秋の大規模デザインイベントが開催。2023年度は「いざなうデザイン-Draw the Future-」をテーマに、持続可能なよりよい未来を実現するためのさまざまなデザインを紹介する。
特に目を引くのが、建築家の浜田晶則による3Dプリンターで制作した土のオブジェ。作品を通して、長い年月を経た土の時間に触れることができる循環型のインスタレーションだ。建築家ユニットのKASAは、風をモチーフとしたインスタレーション「風の庭」をミッドタウン・ガーデンに展示。都心の庭で風を体感することで、慌ただしい時間の流れから解放されるだろう。
そのほかデザインファーム・IDEOによる、視覚と聴覚で水資源問題への気づきを与える「水たまり」のオブジェなども登場。参加クリエイターやデザイン関係者によるトークセッションも開催される。デザインを全身で体感しながら、地球の未来について考えてみよう。