今年で7回目を迎える「東京ドキュメンタリー映画祭」が、「ケイズシネマ」で開催される。約60作品のドキュメンタリー映画は、短編、長編、人類学・民俗映像といった各コンペティション部門の中で上映する。普段はなかなか観られない、国境を超えた作品が楽しめる貴重な機会だろう。
「長編部門コンペティション」では現代の中国の若者や、日本の不登校、一人芝居役者など、多岐にわたる作品がラインアップ。「短編部門コンペティション」は命や災害、家族などのテーマごとにプログラムが分かれており、ジャーナリストの伊藤詩織が、西アフリカのシエラレオネで女性器切除の伝統に反対する母子を取材した『カーディジャへの手紙』などが上映予定だ。
沖縄・久高島に伝わる12年に一度の秘祭「イザイホー」の未公開映像を記録した『沖縄久高島のイラブー』など、「特別上映」でも厳選された映像が楽しめる。ぜひチェックしてほしい。
観たいプログラムに絞れないという人は、3回券(3,600円、税込み)がおすすめ。こちらは数に限りがあるので、注意してほしい。
※時間は作品により異なる/料金は1,600円、学生1,400円、60歳以上1,200円