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1996年にニューヨークでスタートした、ダンスミュージックの祭典が今年も東京で開催。レジデントDJであるFrançois K.、Danny Krivit、Joaquin “Joe” Claussellの3人が1曲ずつ選曲しミックスをつないでいく「Back to Back」スタイルが2025年も楽しめる。
会場となる「キラナガーデン豊洲」は、東京湾とレインボーブリッジを望むシーサイドベニュー。子ども連れにも安心な、「キッズエリア」も用意されている。
日本国内では2002年以降、「agaHa」や「両国国技館」などさまざまな場所で行われてきた同イベント。6時間超にわたって展開される、「次に何がかかるのか」という期待を上回るプレイが魅力の一つだ。
音楽、ダンス、コミュニティーの原点に立ち返る1日となるだろう。
※12〜21時/料金は前売り9,800円(22歳以下は5,000円)
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南青山の「根津美術館」で、「はじめての古美術鑑賞-写経と墨蹟-」が開催。古美術を分かりやすく解説するシリーズで、鑑賞のつぼを学び、「推し」を見つける企画だ。
なんとなくハードルが高いと思われがちな写経と墨蹟(ぼくせき)。どちらも仏教に基づく一方で、ひたすらに書き写された書と、書き手である禅僧の個性が表れた書という対照的な魅力を持つ。
本展では、国宝・重要文化財を中心とする写経と墨蹟を並べ、まずその造形的な違いを目で見て実感する。そして、書としての見どころや歴史的な重要性などの鑑賞ポイントを、専門用語も解説しながら紹介していく。
名品で古美術鑑賞を始める本展。興味を広げ、面白さや素晴らしさを体感してほしい。
※10~17時(入館は16時30分まで)/休館日は月曜/料金はオンライン1,300円、学生1,000円/当日1,400円、学生1,100円、中学生以下無料
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日本をマニアックに紹介する台湾の異色マガジン「秋刀魚」が、東京の「福生」の特集を記念して、福生にあるブックカフェ「チャ チャ チャ ブックス(Cha Cha Cha Books)」で日本初となるイベントを開催する。
「台湾茶占い」やオリジナルグッズ販売などに加え、台湾のDJ・SPYKEEとJAY SUも登場。今の台湾カルチャーを鮮度抜群に体験できる。
※11時30分〜19時 (L.O.18時30分)/入場は無料
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横浜駅東口のショッピングモール「横浜ベイクォーター」の屋上庭園「ベイガーデン」で、ライトアップイベント「横浜ランタンナイト」が開催。ランタンの光とアオザイの彩りを感じる、夏の風物詩イベントだ。
空間演出にこだわった会場では、ベトナムの古都・ホイアンから取り寄せた色とりどりのランタンが華やかに彩る。昼は色鮮やかに、17時からは温かな光を灯し、幻想的なホイアン旧市街の街並みを再現する。
また、ランタン売りの屋台をイメージしたフォトスポットなども登場。さらに、ベトナムへの往復航空券が当たる抽選会や、伝統衣装「アオザイ」を着て撮影やショッピングが楽しめるイベントなどの多彩な企画が満載だ。
なお、イベント内で得た収益の一部は、ベトナムの困難な環境にある子どもたちへの支援活動に寄付される。異国情緒漂う空間として洗練された「横浜のホイアン」へと足を運ぼう。
※10〜22時/入場は無料
日比友好とフィリピン独立記念日を祝う、日本最大級のフィリピン文化イベント。会場では、ポークバーベキューや「イサウ(腸の串焼き)」「ロガニサ(ソーセージ)」「チキンスキン」、伝統スイーツの「タホ」といったフィリピンのソウルフードが楽しめる屋台が多数並ぶ。
また、毎年恒例のカラオケ選手権も行われ、来場者がステージで歌声を披露する華やかなプログラムも見どころだ。
フィリピンから人気アーティストが来日し、「オリジナル・ピノイ・ミュージック(OPM)」が楽しめるのも魅力。ボーイバンドのBGYOや、ダンス&フィットネスグループ・SOUTHVIBESのメンバーによるダンスパフォーマンスが展開される。
音楽やダンス、食を通して、最新のフィリピン文化を堪能してほしい。
※時間は未定/入場は無料
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六本木にある飲食併設のギャラリー「アートかビーフンか白厨」で、気鋭のインディペンデントキュレーターでアーティストの半田颯哉がキュレーションする、6人の作家によるグループ展「“Deconstructive Decoration” by Souya Handa」が開催される。
本展では、装飾という要素の持つ、規範や権力にあらがう「ちから」に焦点を当て、花をモチーフとする作品を展示。出展アーティストは、遠藤文香、門倉太久斗(22世紀ジェダイ)、戸田沙也加、半田颯哉、みょうじなまえ、山本れいらという若手の気鋭アーティストだ。
6人が織り成す空間を堪能してほしい。
※17〜23時/休館日は日・月曜/入場は無料
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「小山登美夫ギャラリー京橋」で、柏原由佳の個展「Changing in the Light – 光のなかで変わる」が開催。「やんばるアートフェスティバル2024-2025 山原本然」での出展作と、その後描いた最新作を発表する。
海や大地、自然の根源的なエネルギーを、透明感ある色彩により鮮やかに表現する柏原。作品には人間も動物も登場しないが、作家独自の視点を通すと気配や空気、光といった見えない何かの生命力が映し出されているようだ。異次元を垣間見たような不思議なパワーとざわめきを感じるだろう。
2025年、柏原は沖縄のさまざまな場所でスケッチをし、感じた記憶を頼りに3カ月間の滞在制作をした。そこで、原始の記憶と自分の内側の景色と、認識できていなかったもう片側の世界がつながり、光が差し、新しい世界が開いていくような衝撃的な体験をしたという。
柏原はこの経験により、心のままに描き、情報や常識に捉われない自分の感じる「見えない美しさ」を表現するようになった。自分は何者なのか、何のために生きるのかを知るために絵を描く。
柏原の熱く真摯(しんし)な姿勢は、自己の存在・思考・意識・周りのもの・人・環境・自然を新たな視点で捉え直すきっかけを与えてくれるだろう。
※11〜19時/休館日は日・月曜・祝日/入場は無料
「Akio Nagasawa Gallery Ginza」で、宝石や水晶、鉱物を軸に、立体作品や絵画を制作する福王寺朱美による個展「FUTURE ZEN」が開催。2021年に発表された「FUTURE ZEN」シリーズから、ペインティングと立体作品を展示する。
宝石商の父の遺志を継ぎ、1980年から宝石鑑定士をしながら、日本画家の福王寺一彦のアシスタントとして美術界に関わった福王寺。1997年にはジュエリーブランド「AHKAH」を創業、2018年にはAHKAHがTASAKIグループに入り、2021年に美術家としてデビューする。
本シリーズは、複雑化する社会や加速度的に膨張する情報の渦中で、人々が見失いがちな自己の内奥に息づく静けさへとまなざしを向けるもの。福王寺は「鑑賞者がその内なる平穏に触れ、自らの存在の根に立ち返ることで目醒め、それぞれの未来が輝いてゆく契機となることを願っている」(原文ママ)と語る。
立体と平面、両面から展開されるそのビジョンが示す、作家ならではの「禅」の形を体感してほしい。
※11~19時(土曜は13~14時閉場)/休館日は日・月曜・祝日/入場は無料
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