タイムアウト東京を運営するORIGINAL Inc.が企画制作を担当した大阪観光局のデジタルブック『Sports Entertainment City, OSAKA』(英語版)が2021年7月30日にリリースされた。同書は「スポーツ」を軸に大阪の魅力を紹介したもので、スポーツ関連の国際競技大会や国際会議の誘致用ツールとして活用されていく。
誌面では、大阪のスポーツチームや競技施設から、スポーツ関連の製品を手がける企業、会議施設、リサーチセンター、スポーツにフォーカスしたミュージアムまでを紹介。食やカルチャー、アミューズメントパークなど、見どころ満載の大阪はすでに観光地としても大人気のエリアだが、同デジタルブックではMICE関連の情報も掲載し、また違った角度から見た大阪を発信している。
そのほか、福本豊(元阪急ブレーブスで活躍、現在は野球解説者)、京口紘人(世界ボクシング協会ライトフライ級スーパーチャンピオン)、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪)、瀬古歩夢(セレッソ大阪)、T-岡田(オリックス・バファローズ)、合田怜(大阪エヴェッサ)といった、6人の大阪観光大使からのメッセージも寄せられている。スポーツファンはぜひチェックしてほしい。
大阪は、2019年に世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の総会誘致に成功したほか、『G20 大阪サミット』や『ラグビーワールドカップ2019 日本大会』の開催も実現。2022年には『ワールドマスターズゲームズ2021関西』、2023年には国際マラソン・ディスタンスレース協会(AIMS)世界総会など、今後も国際的なスポーツ競技大会や会議が相次いで行われる予定のほか、2025年には「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする『2025年日本国際博覧会』の開催も決定している。
大阪観光局理事長の溝畑宏は、今回のデジタルブックに向けて「ぜひ、このスポーツエンターテインメントシティ大阪で国際会議やスポーツ競技大会を開催してください。大阪観光局は、大阪開催を全力でサポートいたします」と力強くコメント。今後、さらに大きく進化していくであろう大阪に注目したい。