本州、四国、九州に挟まれた瀬戸内海には、大小1000を超える島々が点在する。この列島とその沿岸は瀬戸内エリアを構成し、絵画のような美しい風景と芸術、文化、グルメが融合した先進的な地域である。
2025年にも開催される国際芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」によって、現代アート愛好家にとって日本一の目的地だという人も少なくない。また、瀬戸内には世界的な美術館があり、美しい森や砂浜に点在するサイトスペシフィックなアート作品の宝庫でもある。
また、東は神戸、西は北九州まで続く瀬戸内海地域は、温暖な気候に恵まれた素晴らしい食文化があり、豊かな歴史が現代の生活と密接に絡み合っている。
「生涯一度は行きたいリスト」に載るような観光スポットから、超ローカルな飲食店、バー、書店まで、その全てを探索し始めるのに、2024年12月19日(木)に発行された『The ultimate guide to Setouchi(究極の瀬戸内ガイド)』ほど便利なものはない。
JR西日本と共同で作成されたこの無料小冊子には、瀬戸内海の冒険を計画するのに必要な全てのインスピレーションが詰まっているからだ。ここではその一部を紹介しよう。
岡山エリアの紹介では、日本で最も有名な武家屋敷の庭園を散策した後に揚げたてのきび団子をつまみ、クラシックな居酒屋で地元のバーシーンを深く掘り下げてみては。
瀬戸内海を渡った香川では、日本の喫茶店における必需品である「ナポリタンスパゲッティ」が21世紀風に変身しているのを味わったり、ZINEやアートなTシャツ、ロックなインテリアを買い求めよう。
本州西端の山口では、蒸気機関車に乗って山間の風景を楽しみ、最先端のメディアアートを鑑賞しよう。独自のカフェ文化に舌鼓を打つのも忘れずに。
そして、関門海峡を渡って北九州へ。トイレの歴史、にぎやかな露店街、そして日本で最も評価の高い寿司が堪能できる。
同冊子は、デジタル版で確認できるほか、羽田空港、成田空港のほか、JR広島駅、JR大阪駅、JR新大阪駅内観光案内所などで随時配布予定。ぜひ同マップ片手に瀬戸内海の知られざる魅力を実感してみてほしい。