1600年代には梅の名所として知られ、初代歌川広重による浮世絵「武州杉田の梅林」にもその姿が残っている「杉田梅林」。当時のにぎわいを復興させようと、2023年に100年ぶりに梅まつりが開催され、2024年には約5000人が来場した。
会場では、梅の名木「照水梅(しだれ梅)」をはじめ約100本の観梅が楽しめるほか、総勢15組がステージパフォーマンスを披露。当時のにぎわいを境内ステージに再現した横浜芸者による唄と踊りや、笛、太鼓、銅拍子(どびょうし)などの鳴り物に合わせて仮面を付けて舞う「里神楽」、獅子舞などが楽しめる。
「梅ハイボール」や「杉田梅あんぱん」など、梅グルメも味わえる貴重な機会。伝統文化とともに、春を堪能しよう。
※9時45分~17時(16日は16時45分まで)/入場は無料