1600年代には梅の名所として知られ、初代歌川広重による浮世絵「武州杉田の梅林」にもその姿が残っている杉田梅林。当時のにぎわいを復興させようと、梅まつりが開催される。
会場では、梅の名木「照水梅(しだれ梅)」をはじめ約100本の観梅が楽しめるほか、総勢12組がステージパフォーマンスを披露。当時のにぎわいを境内ステージに再現した横浜芸者による唄と踊りや、笛、太鼓、銅拍子(どびょうし)などの鳴り物に合わせて仮面を付けて舞う「里神楽」、獅子舞などが楽しめる。
茶室木組みの実演は、世界無形文化遺産の1000年以上継承され続ける宮大工の技が観られる貴重な機会だ。