六本木交差点すぐ近くにある「入場料付きの本屋」。本の代金とは別に、入店するための料金1,500円が必要になる。書店業界ではかつてない、大胆な利用システムだ。
入場料には飲み放題のコーヒーと煎茶代が含まれる。店内には、書店の一般的な売り場のような選書室や、自分が選んだ本をゆっくり腰かけて読める閲覧室、グループで利用し、打ち合わせなどに使える研究室、軽食を摂れる喫茶室といった、目的別の各コーナー(全90席)が設けられ、好きな本を携えて自由に店内を移動できる。同店に販売されているのは、アートやビジネス、食などをテーマにした書籍、合計3万冊に90種類の雑誌。旧来の本屋めぐりとは違ったスタイルで、新たな本との出会いを求めてみてはいかがだろう。