

好色一代男 日本舞踊 山村流 舞ざらえ
歌舞伎町で、ホストクラブを中心に様々な事業を展開するSmappa!Groupの系列店で働く現役ホストたちが、浮世草子の創始『好色一代男』を日本舞踊で演じる。
同グループの従業員は日本舞踊の稽古が受けられる、という福利厚生にちなんだ舞台で、上方舞山村流の師範・山村若静紀が指導に当たる。
同作は、1682年に書かれた井原西鶴の小説デビュー作。『源氏物語』の光源氏と並び、日本文学史上最大のプレイボーイと称される「浮世之介」の生きざまを描いた物語だ。現代の粋人な男衆であるホストたちが、彼の人生を演じるところにも注目したい。
千秋楽の2025年5月23日(金)には、山村が日本舞踊の名曲『黒髪』を舞う。公演の詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。
浮世を忘れて日舞の夜に浸ってみては。
※19〜20時/19日は休演/入場料1,000円(1ドリンク込み)