今では見かけなくなった江戸の風物詩「厄払い(やくはらい)」の実演が、裏原宿の原宿神宮前商店会エリアで開催。
「厄払い(やくはらい)」は、災難や病気などの「厄」を、唱え言をして払うというもの。江戸〜明治時代の中期まで、東京、京都、大阪などで一般市民によって行われる商売として実在した。大みそかや節分の晩に、「おん厄払いましょう」と声高々に呼ばわりながら、節分の豆や十二文(500円弱)ほどの対価で街を回っていた。
今回は、暮らしと四季の日本文化を伝え広める歳時記講座「美命の会所オンライン」の講師とメンバーが「旧渋谷川遊歩道路」沿いを練り歩き、各店を回って厄払いを行う。
昔の習わしに参加して、明るく元気な節分を味わってみては。