女木島
高松港からフェリーで約20分の女木島。諸説あるが、その昔、島の中央部にある鷲ヶ峰山頂の巨大な洞窟に鬼(瀬戸内海一帯を荒し回った海賊を鬼と呼ぶ説もある)が住んでいたと伝えられていることから、別名「鬼ヶ島」とも呼ばれている。また、巨大な石垣があるのも女木島の特徴。独特な島の形状が、12月ごろに「オトシ」という冬の厳しい風を発生させるそうで、それらを防ぐために設置されている。
今年は、『島の中の小さなお店』プロジェクトも大きな注目を集めている。アーティストが作品を発表するだけでなく、実際に商品やサービスを提供するので、現実的にも役立つ企画だ。舞台は、1977年に民宿としてオープンしたという島で2番目に大きな建物。8人のアーティストが参加しており、『瀬戸内国際芸術祭』総合ディレクターの北川フラムいわく、ここはテーマパークだ。
鑑賞可能時間:9時〜16時30分(会期中無休)
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