春の風物詩となった、駐日オランダ王国大使公邸のチューリップガーデン一般公開が今年も開催。本国から取り寄せた77種、約1万4300輪のチューリップが庭を彩る様が観賞できる。
さらに、通常では見られない大使公邸内も同時に公開。初代公邸が1923年の関東大震災で倒壊し、1928年に再建築されてから約100年。昔ながらの風情が残るこの建物内で、画家のヘンドリック・ウィレム・メスダフによる作品、建築家・デザイナーのヘリット・トーマス・リートフェルトがデザインした赤と青の椅子といったオランダの伝統とモダンを感じる家具やアート作品を堪能しよう。
オランダ発祥の菓子で、薄いワッフルにキャラメルシロップを挟んだ「ストロープワッフル」の販売も予定。今回の販売では、日本赤十字社に寄付し、能登半島地震の被災者支援に役立てられる予定だという。
オランダ産のチューリップで春の訪れを感じてみては。
※10〜16時/参加費無料/完全予約制