美術館やギャラリーが点在する清澄白河で、30年以上続く喫茶店花野菜。レトロな趣のある扉を押すと、そこにいるのがこの店の看板猫、コタローだ。足取りもふわりふわりと、17才になる高齢ではあるが、ランチの混雑時以外は自ら好んで店頭で過ごす。穏やかで人懐っこい性格は、毎日店にやって来るという、近所の子ども達の好奇心さえも認めてやる貫禄もの。数年前、病気で半分に折れ曲がってしまった片耳も今ではご愛嬌。"折れ耳のアメショー”と言えば、この清澄のコタローだ。
テキスト、写真:ねこへん
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