1904年に完成した、中之島の「大阪市役所」と「大阪市中央公会堂」の間に位置する公立図書館。重厚ながらも華やかな外観が特徴で、建物は国の重要文化財にも指定されている。内装は、バロック様式を基調としながらもさまざまな意匠が凝らされており、格調高い大階段や美しい中央ホールのドームには、孔子やソクラテス、ゲーテなど、古今東西の賢人の名が記されている。
収蔵資料としては、古文書や大阪関連の文献のほか、商業の街にふさわしくビジネス関連分野のものも数多く扱う。雑貨や文具を販売するショップ、北欧の郷土料理「スモーブロー」を提供するカフェも併設する。