「表参道ヒルズ」の本館吹き抜け階段に、4万枚ものレンズを用いたクリスマスツリーが登場。2024年11月13日(水)16時から点灯を予定している。高さは8.4メートル、1枚1枚手作業で組み合わせたレンズの集合体が螺旋を描き、ツリーを作り上げている。
ツリーは踊り場に設置されているので、吹き抜けを囲むスロープから、見上げたり、見下ろしたり、様々な角度から鑑賞できる。レンズが光を反射してきらめき、万華鏡のように見る角度によって千変万化する。上部に取り付けられたオーナメントにも注目だ。
手がけたのは、沖津雄司。国内外のデザイン賞を数々受賞し、アートやデザインなどの垣根を超え活躍する建築家だ。「実物を目の前にすることでしか得られない、エモーショナルな体験」を念頭に置いたと言い、4万枚のレンズは沖津の作品の中でも過去最多となる。
11月14日(木)からはフォトスポットも用意し、各日11時20分から22時20分を最後として、20分ごとに約2分間の音と光の特別演出を行う。4万枚のレンズが輝く非日常空間をリアルに体験してほしい。
※11~23時/入場料は無料