東京のへそ、子育厄除八幡として知られる「杉並大宮八幡宮」で秋の恒例となる大祭が開催。同宮が1063(康平6)年に京都「石清水八幡宮」から現在の地に創建されて以来、鎮座960年を盛大に祝うタイミングとなる。
2023年9月16日(土)の18時から行われる「宵宮祭」は、奉祝奉納行事として大宮幼稚園園児民謡踊り、方南エイサー踊り、杉並太鼓などが披露される。17日(日)10時からは「例祭・氏子奉幣祭」が始まり、神輿が担がれるほか、スカウトバザー、野点茶会(裏千家)、「高井戸囃子」などが神賑行事として予定されている。さらに出店する露店は約100店舗とあって、地域一体となっての大祭となりそうだ。
祭りの期間中、会場内にある清涼殿ロビーでは「重陽の節句 菊被綿(きくのきせわた)飾り」や「献華いけばな小原流展」も開催され、重厚感漂う花々が彩りを添える。
秋の気配を感じながら、にぎやかな祝祭に足を運んでみては。