古典落語の殻を破り、新たな「三平落語」の世界を作りあげた、初代林家三平の記念館。「銀座の柳四世」と称された柳の木が風流に出迎えてくれる。自宅の一部を改造した館内には、ネタ帳や衣裳、テレビ番組の台本、レコードなど、「昭和の爆笑王」と呼ばれる、師匠ゆかりの品々を展示。ライブ音源で師匠の小咄(こばなし)を聞くこともでき、思わずくすり。
師匠が得意としたギャグ「ドーもスイません」にかけて、開館日は、土曜と水曜、日曜日というところもシャレがきいている。毎月第3土曜には、館内の広間で落語会も開催。リーズナブルな価格(1,000円)で落語が楽しめるので、落語初心者にもおすすめだ。
※新型コロナウイルス感染対策のため、当面の間閉堂中。
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