1. 水止舞
    Photo: 日陽/Pixta
  2. 水止舞
    Photo: お祭りライター 髙橋佑馬龍神の藁巻き。この中に男性が入る
  3. 水止舞
    Photo: お祭りライター 髙橋佑馬3体の獅子と両脇の花笠(はながさ)には三つ鱗(みつうろこ)が描かれており、北条氏とのつながりが感じられる

水止舞

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タイムアウトレビュー

毎年7月第二日曜日に開催される、長雨が止むのを願って捧げる獅子舞「水止舞(みずどめのまい、ししまい)」。1321(元亨元)年に起源を持つ歴史ある祭りで、東京都無形民俗文化財にも指定されている。

藁筒(わらづつ)で簀(す)巻きにされた男2人が、転がされながら獅子舞行列の先頭に立って「厳正寺」まで進む。行列が寺に着くまでの間、水を浴びせられながら法螺貝(ほらがい)を吹き続け、最後に厳正寺の舞台で水止めの獅子舞が奉納される。

その昔、雨が降り止まず田畑の流出が続いた際、神仏に祈祷し、太鼓を叩き、法螺貝を吹いて三つの獅子の仮面を被って舞を奉納したところ、雨が止んだという伝えから始まったという。「水止め」の獅子舞は全国でもここだけでしか見られない珍しい行事なので、足を運んで見る価値はあるだろう。

2024年は、海の日である7月15日(月)に行われるので注意してほしい。

※13〜15時/入場は無料

詳細

イベントのウェブサイト
www.mizudome.com/
住所
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