奈良時代に創建された「玉姫稲荷神社」で開催する秋の祭り。履物の業者が集結し、靴の恵みに感謝するユニークな祭事だ。
浅草北部は日本屈指の靴生産量を誇る靴の街であり、同神社周辺には靴をはじめとする皮革製品を産するメーカーが集まっている。祭りの2日間は靴市を開催。境内や周辺に店が連なり、市価の半額以下で販売され、大いににぎわう。ほかにも、バッグやベルトなどの革製品が安価で購入できる。
境内には革靴やシンデレラの靴のみこしが登場し、靴を供養するなど、靴の祭典と呼ぶにふさわしい。一年で最もシューズが似合う著名人を選び表彰する「日本シューズベストドレッサー賞」も開催する。
「おしゃれは足元から」。靴箱に眠っている靴があればお焚き上げをしてもらい、靴を新調してみては。
※9~17時/入場は無料