飛鳥山の花見は約280年前、徳川第8代将軍、吉宗公が享保の改革の一環としてこの山に桜を植え江戸庶民に開放したことから始まった。当時、花見は庶民の最大の娯楽であり、年に一度の花見は飲めや歌えの大騒ぎであったと伝えられている。
「北区さくらSA*KASOまつり」は江戸の庶民が楽しんだ花見を現在に復活させ、また未来へ伝えていこうという有志により始まり、今年で18回目を迎える。期間中は地域の商店や北区の名品など地域色のあるものを中心に飲食品販売、物品販売など20店程度が出店される。
また、3月21日(土)~4月12日(日)の17時30分~21時にはぼんぼりでのライトアップを、公園内の「あすかパークレール」も10時から20時まで運行時間を延長する予定。江戸庶民が愛でた桜を見に行ってみてはいかがだろう。
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