※2023年5月1日オープン
高円寺の古本酒場「コクテイル書房」に連なる築100年の4軒長屋の一角を改装した「本の長屋」。1階には区画ごとに本棚を分け、さまざまな「箱店主」が本を出品する「共有書店」を展開。改装中の2階(2023年初夏に完成予定)には、ギャラリーエリアや読書会などのイベント・交流スペースを設ける予定だ。
個人、法人を問わず1カ月6,000円で本棚を出品できる「箱店主」には、コクテイル書房が培ってきた本の仕入れや販売ノウハウを共有していく。「現役書店員による書店講座」も開催され、選書に興味があれば知識がなくとも参加できる。
また、SNSの発信を行う「広報部」、「箱店主」が寄稿する「本の長屋年報」の発行を担う「出版部」、ギャラリーの展示を担当する「美術部」など5つの部活を設けた。部活があることで自然と交流を生み、企画も醸成されるような仕組みを作ったという。
5月20日(土)には、ゲストに作家の角田光代と「読書室」を主宰する三砂慶明を迎え、多様化する読み書きをテーマに語り合うイベント「読むこと書くこと」を開催。その後も、改装の過程を展示した写真展や読書会なども随時開催していく予定だ。