タイムアウト東京は、銀座インフォメーションマネジメント(GIM)と提携したガイドマップ「31 THINGS TO DO IN GINZA」(英語版)を2024年6月28日に発行した。これは、2023年2月にリリースした号をアップデートしたものだ。
日本政府観光局(JNTO)によると、訪日外国人数は2024年3月に初の月間300万人を突破。以降5月まで3カ月連続で300万人超えが続いており、銀座でも多くの訪日観光客でにぎわっている。そんな背景の中、昨年に引き続き作成された同マップは、今の訪日外国人の需要をもれなく取り込んでブラッシュアップした。
訪れたい31ヴェニューの中には、キッズフレンドリーのスポットやきれいな景色が見える店、タトゥーフレンドリーな温浴施設、おすすめ朝食スポット、銀座の喫煙所情報といった「G Info 銀座観光案内所」などに寄せられた観光客の生の要望に基づいてセレクトしている。
もちろん、話題のニューオープンも外すことなく紹介。従来から人気があった無料で座れるスポットや災害時の一時滞在施設なども前回に続き掲載した。このマップを手に銀座を歩けば、今の銀座を多様な視点で楽しめるだろう。
老舗の陶器商、黒田陶苑が2024年4月にオープンした「銀座 黒田陶苑」では、現代の職人による斬新な作品や日本を代表する陶芸家の名作が、暗闇の中に輝く天体のように浮かんでいる。建築家、内藤廣が手がけた内装も特徴的である。
銀座スタイルの朝食を試したいなら「トリコロール 本店」で決まりだ。外はカリッ、中はふかふかの厚みのあるトーストが楽しめる。職人技のパフォーマンスで注いでくれるカフェオレも見逃せない。
ガイドマップは英語表記だが、タイムアウト東京英語編集部の視点で編集されているので、このマップを読めば日本人でもきっと銀座という街を再発見できるだろう。G Info 銀座観光案内所をはじめ、羽田空港や成田空港での配布を予定している。見つけた際はぜひ手に取ってみてほしい。