葛飾納涼花火大会
画像提供:葛飾区 | 「葛飾納涼花火大会」
画像提供:葛飾区

東京、7月に開催される花火大会4選

隅田川・柴又・立川で夜空に見とれる

Kosuke Hori
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日本の夏の風物詩といえば、夜空を彩る花火。目で見て美しいのはもちろんだが、体に響くような迫力ある音は近くでなければ感じられないだろう。

本記事では、「東京三大花火大会」の一つである「隅田川花火大会」や、多摩地域で親しまれる「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」など、2025年7月に行われる花火大会を紹介。夏本番を楽しむべく、今から予定を抑えておこう。

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下町情緒あふれる夏の風物詩として毎年多くの人で賑わう花火大会。観客席となる「葛飾区柴又野球場」から打ち上げ場所が非常に近く、全身に響く迫力の打ち上げ音とともに、臨場感あふれる花火を楽しめる。

2025年は、約1万5000発が打ち上げられる予定だ。前回大会では約77万人が来場し、大きな盛り上がりを見せた。

会場周辺には「柴又帝釈天参道」などの観光スポットもあり、夕涼みがてらの散策にも適している。有料指定席も設けられる予定で、区民向けの先行販売も実施する。荒天の場合は中止となるため、最新情報は公式サイトで確認してほしい。

※19時20分〜20時20分/入場は無料

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2万発の花火が夜空を彩る、東京随一の花火大会。「東京湾花火大会」と「神宮外苑花火大会」に並び、「東京三大花火大会」として親しまれている。

東京で開催される花火大会の中でも最大規模を誇り、その由来は、1733年に始まった「両国川開きの花火」にさかのぼるという。記録が残る中では、国内最古の歴史を持つ同花火大会は1961年に一度途絶えたが1978年に復活し、以来東京の夏の風物詩として定着した。

2025年の打ち上げ数は、約2万発。第一会場は桜橋下流〜言問橋上流で19時開始、第二会場は駒形橋下流〜厩橋上流で19時30分から開始される。第一会場では国内の代表的な花火大会で優秀な成績をおさめた花火師たちによる、花火コンクールも行われる予定だ。

当日、会場周辺は大変な混雑となる。浅草駅や蔵前駅から徒歩圏内だが、駐車場はないため公共交通機関の利用が必須。「隅田公園」や白髭橋周辺、「汐入公園」などが比較的見やすいスポットとして知られる。

訪れる際は、早めに場所取りなどをしておくといいだろう。

※19時〜20時30分/入場は無料

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  • 立川

立川をはじめ、多摩地域の住人に長年にわたって夏の風物詩として愛されている花火大会が、2025年も「国営昭和記念公園」で開催。都内ではなかなか見られない尺玉や一尺五寸玉といった大迫力の花火をはじめ、スターマイン、花火職人による競技大会の入賞作品である「芸協玉」など、約5000発が堪能できる。

会場は広い芝生となっており、シートを敷いてゆったり鑑賞できるのも魅力。花火大会当日は入園料が無料となり、混雑が予想される。ゆったり観たい人は早めに足を運ぶか、有料観覧席を利用しよう。園内だけで来場者数が35万人を超える東京都下の一大イベントに、足を運んでみては。

※19時15分〜20時15分/入場は450円、65歳以上210円、中学生以下無料

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  • 八王子

八王子市にある「富士森公園」で開催される、夏恒例の花火大会。見ごたえのあるスターマインや、ラストを飾る仕掛け花火など、約4000発が打ち上げられる。

公園内にある四つのエリア(陸上競技場、陸上競技場東側広場、慰霊塔広場、市民体育館駐車場)が一般用の観覧席となる。特に陸上競技場では、頭上に花火が迫るような臨場感を味わえる。

観覧エリアは16時頃から開放される予定で、敷物を敷いての場所取りも可能。混雑を避けたい場合は、高尾山や周辺の高台から遠景で楽しむのも一つの選択肢だ。豪快な音とともに真夏の夜空に打ち上がる、迫力ある花火を楽しんでほしい。

※19時〜20時15分/入場は無料

夏を満喫するなら......

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斬新でユニークなメニューが次々と展開され、進化し続ける「かき氷」。メニューを一見しても味が想像できない独創的なかき氷は、意外な食材の組み合わせが調和し、驚きの味わいがある。さまざまな素材のトッピングが上に乗り、氷の中の食材やソースが絡み合い、食べ進めるにつれ味の変化を楽しめるのもよい。

本記事では、タイムアウト東京エディターで、かき氷を愛してやまないケイラ イマダ(@kakigori_kaila)による、いま注目のかき氷店を紹介する。この夏の「推し氷」を見つけてほしい。

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真夏の街を歩く楽しみが増える季節がやってきた。全国の商業施設では、2025年夏のセールが一斉にスタートする。「三越」や「高島屋」などの老舗百貨店、「渋谷パルコ(PARCO)」や「ギンザ シックス(GINZA SIX)」などの複合施設で、トレンドアイテムをリーズナブルに手に入れよう。

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我が国の夏はどういうわけか、アニメーション映画がぴったりハマる。スタジオジブリが巧妙な戦略によって「夏はジブリ」という図式を定着させてから幾星霜、この時期にアニメーション作品を鑑賞する行為は、花火大会や夏祭りにも似た、ちょっとしたイベントの一つとなった。

本稿ではこの夏にぜひ観ておきたいアニメ映画のリバイバル上映作を紹介する。

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2025年7月に東京で開催される注目のアート展を届ける。「2025年大阪・関西万博」の会場デザインプロデューサーを担った建築家・藤本壮介の初の回顧展のほか、さくらももこの人気作品 『コジコジ』とアーティストとYOSHIROTTENとのコラボレーション展示など、今月も見逃せない展覧会が目白押しだ。

新たな作品世界に出合う、刺激的な夏を過ごしてほしい。

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