1. ノアブロ、コペンハーゲン(デンマーク)
ノアブロには「クール」がある。その定義はさまざまだと思うが、コペンハーゲンの湖側の北に位置するこの地区はクールなのだ。ここでは歴史的建造物や超モダンな建築物、そしてコペンハーゲンをグルメスポットとして有名にしている飲食店が見事に融合し、存在している。
厳しい時期にもかかわらず、今年は新しいベーカリーやレストラン、自然派のワインバーが続々と登場。言うまでもなく、どの店も地元の旬の食材にこわだっている。
今年は、地域社会の取り組みも盛んになった。「車のない日曜日」が復活し、アブロゲーテ通りは音楽ライブやフリーマーケットの会場として利用されている。『Usynlige Stier(「見えない道」の意)』と呼ばれる新しいインタラクティブなアート展は、この地区でも最も危ないとされている場所に楽しさと彩りをもたらした。
最高の一日の過ごし方:Rondoでコーヒー、そして街1番のクロワッサンをテイクアウトしたら、まるで魔法がかかったような場所であるAssistens Kirkegårdへ行き、屋外で味わおう。ここはハンス・クリスチャン・アンデルセンが眠る場所だ。
その後は、Jægersborggadeへ。この通りの周辺には、サステイナブルな家庭用品、中古ファッション、北欧のスキンケア製品、職人が作るさまざまなプロダクトを売る店が立ち並んでいる。そして、ディナーはSilberbauers Bistroで食べ、The Barking Dogで寝る前の一杯を飲めば完璧だろう。
旅の計画:2022年6月1日(水)から5日(日)まで、『Distortion』が開催。ノアブロ地区全体が、カオティックで輝きを放つパーティー会場になるビッグイベントだ