「都立木場公園」で開催される祭り。2日目には、江戸時代から伝わる「深川の力持」や「砂村囃子(ばやし)」などが披露される「民俗芸能大会」が催される。
伝統芸能の中で注目したいのは、「木場の角乗」。名の通り木場は江戸時代、材木置き場だったが、筏師が水辺に浮かべた材木を鳶口(とびくち)という道具を使って乗りこなし、筏を組んでいたのが始まりだ。これにさまざまな技術が加わり、芸能として発達した。東京都の無形文化財にも指定されている。
祭り囃子にのって繰り広げられる軽快な技に、会場からは思わず拍手が沸き起こる。普段は見られない江戸の伝統芸を楽しめるチャンスだ。
また、祭り会場では江東区ゆかりの自治体約30市町村が集まり、ご当地グルメや特産品を販売する。
※10~16時/入場は無料