「湯島天神宮」で、毎年恒例の「文京梅まつり」が開催。菅原道真を祭る湯島天神は、江戸時代から梅の名所として親しまれてきた。その梅園では、春を待ちわびた樹齢約70~80年、300本ほどの梅の木が開花し、2月中旬から3月上旬に見頃を迎える。初春の寒空、また夜空をバックに咲く白梅を見れば、自然とさだまさしの歌「飛梅」が脳裏をよぎるだろう。
イベントでは、平安時代から時刻を知らせるために打ち鳴らされてきた「時太鼓」の響きを継承する「湯島天神白梅太鼓」の演芸や、野外で春の訪れを感じながら抹茶を楽しむ野だて、物産展などが週末に開催予定。夜もまた違った美しさがあるので、仕事終わりにふらっと寄ってみるのもいいかもしれない。
※時間はイベントにより異なる/入場は無料