映画「AKIRA」のサウンド展示でも話題を呼んだ「日本科学未来館」の常設展示「零壱庵」が、新展示「ちいさなロボットたちがこだまする森」をスタート。架空の森に見立てた空間で、約30台の小型ロボットがレーザー光を発しながらまるで群れのように動く様が観られる。
メインの展示は、アーティストの菅野創が手がけるロボットインスタレーション作品「Lasermice dyad(レーザーマイス ダイアド)」。ホタルなどの群生生物に見られる同期現象に着想を得て制作された、「第22回 文化庁メディア芸術祭」でアート部門優秀賞を受賞した作品からアップデートした。音や光で複雑に影響を与え合う小さなロボットたちの1日を、約10分間の演出で構成している。
さざめくロボットたちの群れを観に行こう。
※展示終了期間は決まり次第、日本科学未来館のウェブサイトで発表