茶道具の一種、棗(なつめ)を特集した展覧会が開催。植物のナツメの実に形が似ていることから名が付いたとされる棗は、多くの茶人たちに愛されてきた、身近な茶器の一つだ。歴史的に様々な形の棗が生み出されてきた一方で、利休形のように、大きさや形が厳しく定められたものもある。本展では、黒田辰秋(ころだ・たつあき)や松田権六(まつだ・ごんろく)をはじめとする、同館が所蔵する近代の漆芸家や木工芸作家が手がけた棗を一挙陳列する。そのほか、近代工芸の名品約100点を展示する。なお、1月2日(水)、1月6日(日)、2月3日(日)は無料観覧日となっている。
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