852年に上野照埼の地に創建。江戸時代、寛永寺の建立とともに現在の地へと移った。ご祭神は、平安初期に実在した政治家であり「学問、芸能、仕事の神様」である小野篁命(おののたかむらのみこと)。故、渥美清氏が無名だった頃、「煙草を断つので役を下さい」と願掛けをしたところ、その直後に映画「男はつらいよ」シリーズの主役に抜擢されたという逸話もあり、芸能人の間でも人気が高い。
境内には富士山から運んだ溶岩で築き上げた「下谷坂本富士」があり、大祓と富士山の開山に合わせた6月30日と7月1日の例祭には一般に開放されている。